柴モンブラン

良き家庭犬を目指して

柴モンブラン

お初 訓練試験3

たった5科目のはずの試験。ながーくながーく感じるよ~。

 

いろいろあったけど、なんとかかんとか4科目までやりきって、ようやく残り1科目!

最後の科目に選んだ選択科目は『据座 きょざ』。

脚側停座(きゃくそくていざ)で犬を待たせ、指導手は10m離れて30秒待たせる科目だよ。

 

僕は科目が増えていくたびにお尻に根っこが生えてくるので、

ジーっとしてるのはお手の物! 据座はとっても大得意~♪

飼い主もようやくここまできてホッとしてたはず!

 

僕に「マテ」の指示をして離れていく飼い主。

ちゃんと待ってるよ~。まかせて~。

待ってるよ

 

どんどん離れていく飼い主。 飼い主の背中が遠くなる~。

遠ざかる飼い主の背中を見てたら、なんだか解放感が出てきた僕。

急に地面のニオイが気になりだしたぞ!

おや?

 

クンクン・・・。

飼い主がクルリと向きを変えたときには、更に地面に集中~。

もう、お鼻が地面にくっついちゃうよ。

おやや?

 

振り返った瞬間僕が地面に鼻をひっつけてたのを見て、飼い主はさぞかし驚いたと思うよ~。

ただならぬ殺気を感じて我に返る僕。

我に返る

「動くな~・・。 動くなよ~・・。30秒動くなよ~・・・。!」

そんな飼い主の心の声がダダ漏れで僕に聞こえてきたよ。。。。。(滝汗)

 

据座は試験の場合、停座の姿勢のままで30秒そのまま待っていないといけないの。

地面のニオイに惹かれてそのまま匂いを追って動き出しちゃったり、

指導手の後をついて行ったりしてしまうと、それは据座じゃなくなっちゃうの。

 

ギリギリのラインで踏みとどまり、なんとか30秒待ったよ!

さあ、あと少し! 飼い主が僕の側に戻ってくるまでがんばるよ!