柴モンブラン

良き家庭犬を目指して

柴モンブラン

わんっ!

僕はふだん、ほとんど吠えません。1年にほんと数回くらいです。

もともとお地味な性格、いえ、あまり活発な性格ではないからかもしれません。

  

仔犬1

僕のかわいらしいパピー時代には、仔犬らしく

「ケージから出してよぉ」

「遊んでよぉ」

「人間の食べ物ちょうだいよぉ」

とピャーピャー騒いたことはあったけど、騒いでる間はちっとも相手にしてもらえなかったんだ。

 

仔犬2

 

もちろん、騒ぐのをやめて静かに穏やかにしてるとケージから出られたし、遊んでもらったりしてたけどね。

(あ、どんなに穏やかにしてても、人間の食べ物は一度ももらったことないよ!)

仔犬3

 

こうして仔犬の頃に吠えても要求は通らないことを学んだこともあるのかな?

 

しかも、僕はチャイムが大好き。

ピンポーンってなると、クンクン鼻を鳴らして大喜びで玄関に迎えに行っちゃうんだ。

お客さんも宅急便屋さんもとっても好き。

お客さんは僕のことをみんな可愛がってくれるし、宅急便屋さんは美味しいオヤツやオモチャを持ってきてくれるからね!

 

荷物

いつも荷物が僕のオヤツではないんだけど、チャイムを好きになってほしい飼い主が、段ボールを開けるときにコッソリ僕のオヤツを仕込んでおくんだよ。

「ほら、柴モンブランちゃん、箱からオヤツが出てきたよ!」って。

まあ、僕は飼い主が仕込んでることは知ってるんだけどねえ。ふふふ。

 

元々の性格もあるけど、こんな感じで普段甘えた鼻鳴きはすることはあっても、「わんっ!」って吠えることはほとんどないの。

 

今まで吠えた物としては、

思いもよらなかった所に、ヌ~と人が立っていた時。

いつも見てる公園の銅像が暗闇で違うものに見えたとき。

海岸で初めてジェットスキーを見たとき。

等々。

 

う~ん、未知のものや予想外の遭遇、普段と違って見えるものに反応してるのかな。

よくよく振り返ってると、僕はビビリ屋ってことかな。。あはは。

慎重

 

要求吠えをしちゃいけないことになってる僕だけど、唯一許されてるのがディスクの時だけ。

コートの中に入って、これからディスクを投げるよ!という時に「やる気満々だよ!早く、早く!!」って気合入れるの。

 

それ!

キャン1

 

こっちでも、それ!

キャン2

キャンキャンと高い声で鳴いてます。

 

こんな僕なんだけど、なんと!

この前、犬らしい「わんっ!」を言ったんだよ。

 

飼い主に毛づくろい(ブラッシング)をしてもらってる時に、玄関で聞きなれない音がしたの。その時に思わず僕は

「わんっ!!」って犬らしく吠えたんだ!しかも低い声で!!

 

しかも、毛づくろい途中なのに飛び起きて玄関まで走っていったんだよ!

お手入れ中は大人しくしてることになってるから、普段は終わるまで飛び出すことなんてほとんどないんだ。

 

犬らしく吠えて、玄関まで走っていったその先には!

傘をバサバサたたんでる飼い主がいたという。。

間違え

 

怪しい音と気配を感じて走っていったら、飼い主がいたから

「僕が吠えたんじゃないよ~。テヘ」

って瞳をキラキラさせてみました。。。

キラキラ

 

飼い主達は「低くて犬らしい「ワン」を初めて聞いた!」って感動してたー。

 

僕が吠えるのは、見慣れないものへの「キャンキャン!」とか、

ディスク投げてくれーの「キャンキャン」がほとんどだったから、飼い主も新鮮だったみたい。

新鮮

僕だって、「わんっ!」って言えるんだよー。