柴モンブラン

良き家庭犬を目指して

柴モンブラン

ドッグスクール パピー編

2回目のワクチンが終わって、すぐにドッグスクールに入門した僕。

最初は「パピーパーティ」というものに参加してました。

 

同じくらいの月齢の仔犬たちが集まって、一緒に遊んだり社会化を学ぶの。

動く不思議なおもちゃや、鳴くおもちゃ、世の中にはいろんな物があるんだねって経験を深めていきます。

パピーパーティ

家族だけじゃなく、ほかのおうちの人にも慣れるのもお勉強。

よその家族の人から撫ででもらったり、オヤツをもらったりします。

その流れで「仰向け抱っこ」も習っていきます。

 

僕のスクールでは「リラックスポジション」、通称「リラポジ」と呼んでいました。

最初は緊張してジタバタする仔もいるけど、慣れてくると次第に力が抜けてリラックスしてきます。

「リラポジ」は本来、その名のとおり「リラックス」するんです。

飼い主さんに体を預けて、ダラーンと力を抜いて、ウトウト眠くなっちゃうんだよ。

本当はね・・・・・。

 

まず最初は飼い主に「リラポジ」してもらいます。

すでに手をかけて脱出モード発動・・

脱出1

 

慣れて緊張が解けて、力が抜けるまで優しく続けます。

たいていの仔は徐々にだらーーんとしてきます。  がっ 

僕は次第に後ろ足が上がってきましたよ・・・。

脱出2

 

飼い主の「リラポジ」が終わると、よその飼い主さんにも順番にやってもらっていきます。 

誰がやっても大丈夫なんだよ、人は信用できるんだ。ということを学んでいきます。

 

しかーし、次第に上がっていく後ろ足。

脱出3

 

今度は両足が上がってきましたよ。。

脱出4

 

すっごーくあがりましたよ。。。すごい腹筋。

なんか、こういう茶色くて丸まる動物っていたよね。

脱出5

そう、アルマジロ・・。

 

毎週のようにパピーパーティに通ったけど、本当に「リラポジ」はずーっと苦手だったの。

 

日に日に大きくなって、自己主張と体力がついてくる僕。

アルマジロみたいに丸まってるだけでなく、

『はーなーせーーーっ!!!』と大暴れするようになるのです。

 

暴れたときに離してしまうと

「気に入らないことがあったら、暴れればいいんだ~♪」と僕たちは学習します。

なので、飼い主は「あきらめる、受け入れる」ということを必死で伝えてきました。

 

もう、僕と飼い主の根競べ大会です。

「ぎゃおー 離さんかーいい!」と騒ぐ僕と毎日格闘した飼い主ですが、

一度も僕の主張が通ったことはなく、騒ぐ僕も最後はあきらめて大人しくなってました。

 

そんなこんなの根競べ大会は半年ほどこう着状態が続き、

徐々に改善の兆しが見えてきたのは、生後10か月くらい。その後なんとか形になってきたのは僕が1才になったころでした。

リラポジ

今? 今はすっかり受け入れてリラポジは大得意!

ブラッシングも歯磨きも爪切りも、ぜーんぶリラポジでやってもらうの。

お手入れされながらウトウト眠くなっちゃうくらいだよ。

 

なんで仔犬のころはあんなに大騒ぎしてたのかなー。

まあ、若気の至りってやつ? えへへ。