シーズン初の出陣だったので、できればもう少し刺激の少ない中でやりたかった飼い主。
でも、そんな中で最後までやり切れたことはとても大きな経験でした。
僕も飼い主の声に一生懸命耳を傾けようとしてたし、飼い主も僕の微妙な変化をしっかりと感じ取っていた。
僕たち、ペアとして成長できたんじゃないかな♪
IPOはジャーマンシェパードさんがたくさん出陣するカッコイイ競技。
いつか近くで見学したい!
と思っていたけど、まさかこんな近くで行われるとは。
でも、これも勉強。
ピストル音なんて滅多に聞けるものではないので、しばらく見学していきました。
当たり前だけど、ピストル音にビビル シェパードさんは1頭もいませんでした。
僕も刺激に強い犬になるぞ!
夕方になって、ついに結果が張り出されます。
おぉおおお!
95.3点!
ポイントが取れてる!!
まじかっ!!
コの字のUターンで止まったり、行進中の停座でボリボリずーっと掻いてたりなど、気になる点が多々ありました。
これらの事が、どれくらい点数を引かれるか気になっていたのです。
(競技会では減点方式で採点されます。)
減点される個所は多くあったけど、作業に直接関わる場面ではなかったので減点幅が小さかったのかもしれません。
あとは全て1声符(「せいふ」ことばによる指示)で出来たのが大きかったかな。
1回の指示で出来なくて、2回以上の指示になると大きく減点されてしまうのです。
成績が出るまでは、
「シーズン初の競技会で刺激多すぎだよー。」
とブツブツいってた飼い主。
でも、ポイントが取れたことが分かったとたん、
「やだ~。この会場素敵~。来て良かった~♪」
と手のひら返し。
舞い上がる飼い主にゼッケンを付けられる僕。
『柴モンブランちゃん、この角度から見ると野生動物感すごいねっ』
『キツネ度増し増し~』
だってさ。
カメラマンの腕が悪いんじゃない?
この日の山中湖は日差しがあまりなく、夕方になると風も吹いて寒かったです。
そんな中一日お付き合いくださった先生。
本当にありがとうございました。
競技会に出ると参加の記念品がもらえるの。
毎回記念品は違うんだけど、今回はこの赤いトートバッグ♪
かわいいね。
今回の競技会でどうしてもやりたかったのは、「最後までやり切る」こと。
昨シーズンの終盤 のこと。
・1席になった競技会
・脱走して失格になった競技会
それぞれ続けて経験した僕たち。
しかも、そのシーズン締めくくりの競技会が脱走・失格だったから
「き~ 悔しい~!」
となったままでシーズンが終わっていたのです。
んん?
サラリと何かいいましたね?
1席ですって??
柴モンブランが???
しかも、脱走・失格って何・・。
むふふ。
僕、実は中等科の競技会で1席になったことがあるのです。
これは僕の犬生1番の自慢なのです♪
そして、次に出た競技会で脱走して失格っていうね。。
天国と地獄を味わった話はまたの機会にじっくりと。。。