いよいよ家庭犬訓練試験・中等科へ挑む僕と飼い主。
試験の前に、先生が本番を想定した練習をしてくれました。
なるべく本番の会場に近づけるために、実際のリンクと同じ距離で「コの字」にヒモを張ります。
当日は審査員に申告をしてから試験が始まるので、練習でも同じように申告を行っていきます。
実は、この申告がけっこうクセモノなんです。
もともと集中力のあるワンコさんなら問題ないのですが、僕みたいに集中力が続かないタイプだと、この1分足らずの申告の間に フ~ と魂が抜けていきます。。。
リンクに入る前にはしっかり集中してるんだけど、その集中力を切らさずにスタート地点までいくのって大変!
でも、こういう練習をしてもらうと、僕も飼い主も当日のイメージや心構えができます!
当日はたくさんのワンコさん達が集まるので、通行人(犬)の役をワン友同士で行います。
この時は、僕が練習してる時は、ゴールデンの美人さんが通行人(犬)の役を、
美人さんが練習してる時は僕が通行人(犬)をやりました。
本番を想定した事前練習では、けっこう出来てた僕!
苦手な脚側行進(きゃくそくこうしん)も、飼い主に注目しながらしっかり歩けてる!
基本の脚側停座(きゃくそくていざ)もバッチリ!
ところどころ粗はあるけれども、悪くない仕上がりです!
訓練試験では、総合得点が7割以上で合格となります。
そして合格の中には、どの程度できていたかも評価されます。
中等科(CD2)を例にとってみると、
70点~79点台 良(G)
80点~89点台 最良(SG)
90点~100点 優(V)
となります。
ほとんどのペアは90点以上の「V合格」を目指します。
僕も初等科(CD1)試験を受けた時に、まさかのV合格を果たしたので、
中等科でも密かに「V合格がしたいぞ・・」と野望を抱いていました。
本番を想定した事前練習で思ったよりもいい内容だった僕と飼い主。
本番もこの調子でいけちゃうかも~♪
浮かれる人間と緊張感のない犬。
僕たち浮かれペアは、この時はまだ、
本番で繰り広げられる惨状を想像だにしていなかったのでありました。。。