不屈の精神で再度、JKCの中等科(CD2)の訓練試験に挑んだ僕たち。
苦手な脚側行進をなんとかこなし、次の科目へすすんでいきます。
この日のグラウンドは前日の悪天候の影響でドロドロ。。
ひどいコンディションです。
規定科目の中に「フセ」をするものがいくつかあります。
ドロドロを嫌がって伏せないんじゃないかと、一抹の不安がよぎる飼い主。
その場で「フセ」をする規定科目「伏臥(ふくが)」。
おぉ・・。
伏せられた。
脚側行進をしながら「フセ」をする規定科目。
「行進中の伏臥」。
おぉ!
こっちも なんとか伏せた。
意外と伏せられる僕。
いい意味で予想外の動きをする僕に、飼い主は心の中で小躍りしてたと思うよ!
規定科目の次は選択科目へと移っていきます。
前回、脚側行進が苦手な僕なのに、選択科目で「行進中」の作業を選択するという、バッドチョイスをした飼い主。
「行進中」の作業は、脚側行進をしながら指示を出すから、脚側が苦手な僕には向いてないんだよねえ。
今回は「飼い主」が動く科目を選択。
「遠隔」の指示です。
「遠隔」は指導手はその場で犬に指示をしてから10m前方に進み、離れた場所から次の指示を出します。
僕たちは
「伏臥(ふくが)から立止(りっし)」と
「立止から停座(ていざ)」を
選択しました。
「伏臥から立止」はその場で「フセ」、10m離れた場所から「立て」を指示します。
「立止から停座」はその場で「立て」、10m離れた場所から「オスワリ」を指示します。
これなら、僕は動かずその場にいればいいだけ♪
でもね、飼い主が離れる分、指示が伝わりにくくなるという弱点もあって、周りに気を取られてると、飼い主の声が届かないことがあります。
「え? 何か言った?」みたいな。
さて、飼い主の声が届くか。。
「伏臥から立止」
「立止から停座」
しっかりと飼い主の声を受けとめた僕!
きちんとそれぞれの指示を聞くことが出来ました♪
前回の反省を踏まえて挑んだ今回の中等科(CD2)の試験。
合格! やった~♪
しかも、涙の V(優)合格。
そして審査短評。
う、嬉しい。(大泣き)
今回の試験でも、周囲を気にすることがなくなったわけではありませんでした。
でも、前回に比べると気持ちが飼い主から離れることも少なかったし、離れてもすぐに飼い主の声に耳を傾けることができたのは、成長ポイントだったかな♪
短評に「集中わるし 意欲かく」と評されてから1年4か月。
コツコツ コツコツ 練習を積み重ねてきた僕。
その間決して手を抜かず、ずっと僕と飼い主を指導してくれた先生!
先生のパートーナーのりあんちゃんは、なんでもすぐに出来ちゃう凄い子だけど、
僕はとっても進歩が遅い。
そんな僕に、先生は根気よく付き合ってくれました。
進みが遅い僕に合った指導法を的確に、きめ細やかに、飼い主に伝えてくれました。
今回の中等科リベンジ成功は、飼い主の不屈の精神もあるけど、やっぱり先生の指導は大きいよね♪
いつも優しい、大好きな先生。
これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします!