設営も早ければ、撤収も早いケシュア(QUECHUA ) のエアーテント。
今回は撤収にいてご紹介です。
基本的には設営手順の逆に行っていきます。
まず、キャノピー(日除け)をたたみます。
テント本体から出ているヒモを外します。
テントの中の突っ張り棒を外します。
突っ張り棒を外すと、中央はクタっとしますが、自立してます。
バルブを緩めて空気を抜きます。
このバルブは、一気に開放して大丈夫なのですが、かなり大きな音がします。
音を文字にすると
『ッピョオオオオーーーーーン!!!!』
こんな感じでしょうか。
相当大きく高い音なので、人間が聞いてもビックリします。
一気に開放せずに、バルブを手で調節しながら少しずつ緩めていけば
『しゅ~~~~~っっ・・』
といいながら静かに抜けていきます。
途中まで抜けてしまえば、バルブから手を放して全開にしても大音響はしません。
空気が抜けていくと、パタン パタンと勝手に折りたたみます。
この状態になったら、テントの下をとめていたペグを抜いていきます。
全てペグを抜いたら、テントのガイド線を参考にして左右から中央に向かってたたみます。
中央に向かって左右からたたんだら、
真ん中から更にもう一度たたみます。
この状態ではまだ空気が残っているので、抜いていきます。
【Y家伝授、美しくスマートなたたみ方】
Y家から教わった美しいたたみ方は、手動の空気入れを使います。
「DEFLATE」と書かれてる方にホースをつないで、テント本体のバルブに差し込みます。
空気入れを引く時に空気が抜けるので、
1)ホースをテントのバルブにつなぐ。
2)空気入れを引く。
3)引ききったらホースをバルブから抜いて、空気入れの位置を元に戻します。
1~3を繰り返していくと残った空気が抜けていきます。
大部分の空気はポンプで抜くことが出来ます。
テントに残存した空気は手のひらを使って端からバルブの方向に向かって押し出します。
これを何度か繰り替えすと、大変きれいに空気が抜けてペッタンコになります。
その後端からクルクルと巻いていって完成です。
【柴モンブラン家、スボラなたたみ方】
Y家から教わった方法はとてもスマートで美しい方法です。
しかし、ズボラな柴モンブラン一家は力技でたたむ方法を編み出しました。
まず、バルブの反対側に正座します。
体重にものを言わせて空気を押し出します。
正座したまま巻いて進んでいきます。
空気が反対側のバルブから抜けていきます。
空気が抜けていくのは目で見てわかるので、コツは特にいりません。
しいて言うなら、空気で膨らんだ部分をバルブの方向に向かって押してあげるくらいでしょうか。
端まで正座していったら完成です。
大人であればどんなに華奢な人でも数十キロはあるので、誰でもこの方法でたためるのではないでしょうか。
Y家の美しくスマートな方法か、柴モンブラン家のズボラな方法で小さくたたんだ後は袋にいれます。
上から袋をかぶせて、
ひっくり返し、
ベルトをギュっとしめれば
はい!完成♪
ケシュア(QUECHUA ) のエアーテントは、空気の力で立ち上がり、骨組みにポールを使わないため風でテントが壊れるということがないそうです。
もの凄い大風が吹いた時はテントが揺れて、中の突っ張り棒が落ちることはあるそうですが。。
あまりにも荒天の場合は状況を判断して設営を決めてくださいね。
設営・撤収がスピーディ!
風にも強いケシュア(QUECHUA ) のエアーテント!
良いことずくめのエアーテント。
弱点は縦方向にしか風が抜けず、生地も薄いので暑さには弱い点だそうです。
エアーテントの第一人者の T家も、アイデアマンの Y家も夏は暑いとおっしゃっていました。
暑くなるまではだいぶ時間があるので、まだまだ大活躍してもらおう!
いろいろ工夫して使っていこうと思っています♪