柴モンブラン

良き家庭犬を目指して

柴モンブラン

ドッグスクールの門をたたく

愛らしかった仔犬時代、僕がドッグスクールの門をたたいたのは2回目のワクチンが終わったころでした。

 

仔犬のころからスクールに通うなんて、僕って英才教育を受けてたのかしらね♪

 

と、思いきや、飼い主は『 胃が痛いっ! 』ってよく言ってたんだよね。

仔犬3

どーゆーことかしらん。

 

僕は誰にも教わらなくても、人が好きだったし、ワンコさんも好きだったよ。

飼い主ったら何が不満だったんだろう???

仔犬1

 

飼い主達が話してるのをコッソリ聞いたんだけど、

仔犬のころの僕は、「拘束」されることが大の苦手だったんだって。

 

そりゃあ、誰だって「拘束」されるなんてイヤだと思うけど、

僕の場合は

「抱っこ」すると「ギャース!」

「仰向け抱っこ」すると「ギャオーース!!」

って大騒ぎして大変だったんだって~。

 

僕は犬ですから、「抱っこ」も「仰向け抱っこ」も、しなくても立派に生きていける!

と思うんだけど、人間と暮らしていくには、両方とも受け入れられた方がいいんだって。

 

「抱っこ」は具合が悪くなったりした時や、獣医さんの診察台の上り下りに必要だし、

「仰向け抱っこ」は爪のお手入れや歯磨きなど、普段のお手入れに必要なんだって。

 

今まで一緒に暮らしてきたワンコたちとは違うタイプの僕に、飼い主は面食らったらしいよ。

仔犬2

僕たち犬の社会化期は6か月までって言われるんだって。

 

もちろん、大人になってからでも十分に色んなことを吸収できるけど、なるべく仔犬のころに人間社会に慣れさせておいた方が、より吸収がいいんですって。

 

いろんな事に興味を持つ時期に、たくさんの経験をしよう!ってことかな。

 

スクールに入った僕は、「パピーパーティ」というものに参加することから始めました。

仔犬のころは心も体も幼いので、「トレーニング」なんて大そうなことはしないけど、

多くの「初めて」に触れる経験をしていったよ。

 

大人の犬との接し方、ほかのワンコさん達との遊び方、そして、そして、

鬼門、「仰向け抱っこ」のお勉強。

 

この「仰向け抱っこ」は、僕にとって、いえ、飼い主にとって最難関の課題となるのでした。

 

僕と飼い主の悪戦苦闘の日々についてはまた次回~。