山中湖で行われた訓練競技会。
この大会では訓練競技会の他に・アジリティー ・フライボール ・IPOが同時に開催される大会でした。
同時に開催されることは知ってたけど、予想外だったのは「同時刻」開催だったこと。。
IPOでは出陣毎に2回ピストル音が鳴らされます。
このピストル音はたいていのワンコは苦手です。
大丈夫なワンコさんもいると思うけど、僕はふつうにビックリします。
でも、幸いだったのは、出陣の順番が来る前に何回かピストル音が聞けたこと。
競技中にいきなり鳴ってたらどうなっていたか。。
IPOのすぐ側がなぜ素人のリンクなのかと、嘆いていても仕方ないので
「普段どおりにやる」を目標に、いよいよ出陣です!
リンクに入った途端に周りを気にして魂が抜ける僕。
う~ん。何故だ。
待ち時間の間に、すぐ近くでフライーボールの練習を見学してた時には平気だった僕。
なのにリンクに入った途端に、練習の様子が気になる僕。
僕の魂の抜けた顔はとても分かりやすいんだって。
飼い主曰く
「マンガで《心ここにあらず》の時に目がグレーになる、あの顔」
だそうだよ。
だけど、中等科試験を始めて受けた時との大きな違いは、今回は周囲を気にしつつも飼い主の存在もちゃんと意識してたこと!
これって僕にとっては大成長なの!
初めての中等科試験では練習の様子を凝視して完全停止してしまってたからね。
苦手な脚側行進(きゃくそくこうしん)は、1科目はひも付き(リードをつけた状態)だったので、そこそこ頑張った。
でも2科目になって紐なしになると「脚側行進」・「停座及び称呼」では、スタート地点のUターンでフリーズ。
フライボールの熱い練習に気をとられる僕。
飼い主は「きっと周囲を気にして止まるだろう」と予想していたようで、慌てることなく「付いて!」と冷静に僕に指示を出す。
ハッと我に返る僕!
飼い主の声が全く届かなかった頃の僕とは違うぞ!
さらに今回大きく違ったことは、
得意科目になる前にテンションが復活したこと!
これは僕の中で大変な成長なのです♪
今までの僕は、リンク入りの時から魂が抜けてしまうと、得意科目が来るまで ずーっとテンションが低いままだったのです。
途中で調子が戻ってきた僕を見て、
「グレーだった目にキラキラと光りが戻ってきた!」
と飼い主が喜んでたよ。
この日、思いがけない成長を見せた僕。
僕だって成長するんですよ。。
ふふ。
この日は、思いがけないことも「やらかした」僕。
お茶目な僕の話はまた次回に。。
ふふ。